よくある疑問・質問にお答えします。
なぜ大規模修繕工事が必要なのですか?
大規模修繕工事は、単に建物の美観を保つだけではなく、コンクリートのひび割れからくる躯体の劣化や、技術進歩に対応した設備への更新によりマンション価値を保全するために必要になります。
大規模修繕工事のタイミングは?
大規模修繕工事のタイミングとしては10~12年ごとに実施されるのが主流ですが、これはあくまでも目安であり、築年数が同じでも竣工時のグレードや立地条件で大きく変わる場合があります。
重要なのは、ここで適切な工事が実施できれば次回の修繕までの期間を延ばすことが出来、さらに次回の修繕費用を大幅に節約できるということです。目先の費用ばかりに気を取られて不適切な工事をしてしまうと、次回に多額の費用を要するばかりか資産価値を大きく低下させてしまいます。
大規模修繕工事にあたって、最初にしなければならないことは?
今どのような状態であるかを把握することです。はじめに調査・診断を行い、その結果を基に修繕プランを作成します。 詳しい流れは修繕工事の流れに記載してありますが、新築のマンションではじめて大規模修繕を行う場合、そもそもこの調査を誰に頼めばいいかもわからないのではないでしょうか?そのような場合には弊社にお問い合わせください。
修繕委員会の設置は必要ですか?
必ずしも設置しなければならないというのものではありませんが、特定の理事が担当される場合、任期や、さまざまな事情で交代する時に引き継ぎ等の手間が掛かります。
また複数の修繕委員で検討し合意しながら進めた方が後々の問題が少なくなりますので、修繕委員会の設置をお勧めいたします。
工事はどのくらいの期間がかかるものですか?
建物の規模や劣化の状況にもよりますが、着工から完工までにおよそ3ヶ月~4ヶ月の期間を要します。さらに調査・診断や改修設計などの準備期間を入れると、おおむね6ヶ月ほどになります。
なお、超高層マンションの場合には1年以上要する場合もあります。
工事中、居住者の暮らしにどんな影響がありますか?
建物の周りを足場で囲み、建物全体をメッシュシートで覆うため、室内が少し暗くなります。 また、バルコニー側のサッシ周辺の壁面塗装や床面の防水作業時には、洗濯物が干せないなどの制限があります。クリマテックでは「住みながらの修繕工事」を念頭に居住者のみなさまの暮らしにできるだけ負担がかからないよう、安全管理や工事の進め方にもきめの細かい配慮を行っています。
大規模修繕工事の概算が知りたいのですが?
クリマテックでは無償で概算見積をご提出致します。
事前に用意していた修繕積立金が足りない場合には工事できないのですか?
マンション管理組合として銀行から融資を得るなどの方法があります。
工事費用を安く抑える方法はありますか?
劣化が少ない部材まで新しいものに取り替えたり、グレードの高い材料に交換したりしていると、当然費用は高くなっていきます。
グレードを上げるのか、寿命を伸ばす工事なのか目的をハッキリさせれば、過剰な工事を防ぐことができ、費用を抑えることができます。
修繕が必要な部分とそうでない部分を明確にして、バランスの取れた工事を実現するのがクリマテックの改修設計方針でコストパフォーマンスの優れた大規模工事を可能にします。
数社に見積もってもらったのですが、項目も金額もバラバラで比較ができません。
仕様を決めずに見積りを依頼すると、比較検討しにくくなります。
大規模修繕工事はオーダーメイドなので、工事範囲や工期などを決め、統一仕様書で見積りを依頼しないと、各社から多様な見積りが提出されてしまいます。こうなると単価を比較検討することができなくなり、総額の安さで判断するしかなくなりトラブルの元になります。こうしたことを防ぐには、建物の調査・診断を行って仕様を決めることが大切です。
クリマテックには修繕・改修工事のプロ。調査・診断からお客様をしっかりとサポートできるノウハウがあります。
工事の知識が少なく、打ち合わせが心配です。
理事・修繕委員のみなさまが建築や工事に関する知識がないのは当然のこと。それをわかりやすく、しっかりとサポートするのが施工会社の務めです。
クリマテックはお客様にそんな不安を抱かせないよう、丁寧にご説明しますのでどうぞご安心ください。